2017年3月5日日曜日

鳥の巣

剪定をしていると鳥の巣に出会う事が割りとあります。





街で?見つける巣は大抵外側は非天然素材が取り入れてあります


とは言っても、大抵使用済。
彼らは子育て期以外はボヘミアンなので、空き家がほとんどです。
ありがたい事に剪定依頼を受ける時期は子育て期とズレています。
鳩は年に何回も子育てしているようなので、在宅中に出会う事もありますが…
(在宅中の場合、周りの枝の剪定はやめています)

鳥の巣は多分毎回新品を作るのだと思うのですが、鳩の巣ははっきり言って、安普請です。
まるで、私が作ったようにいい加減。
収集する気にはなれません。


と、鳩の巣は置いておいて。
小さな鳥たちの巣はとても丁寧に作られており、芸術品のように美しい。
私は、見つけると収集してしまいます。
内側は天然素材


ただ、以前家に持ち帰って飾っていたら、ネコが壊してしまいました。
子猫の時から、外に出ていなくても、何か心を揺さぶられる匂いがするらしい。

なので年末に発見した完品の鳥の巣もずっと車内に置いていました。


昨日、山の畑に行っていらない枝をバサバサ切っていたらもさっと何か落ちてきました。

拾ってみると鳥の巣。

私が今まで見た中で一番美しい鳥の巣でした。
落ちた衝撃?で形はすでに崩れかけていますが底辺外側はシダで包まれ、中は細かい枝が敷き詰めてあります。

鳥の巣は外側と中側の素材は大抵違い、外は頑丈に、中はヒナのために繊細に作られています。

普段目にするのは残念ながらほとんどがビニールなどが使われています。
けれど、山の鳥の巣は自然素材100%。
直径10cmほどです


本当に美しく、そして、心がじんわりと温かくなりました。

作り方を教わったわけではないのにこんなにも繊細で美しい巣を作るのです。
もう使われないにしても少し壊れてしまったのが残念


二つの鳥の巣は山に置いてきました。
小さな野鳥たちがシダをちぎり、小枝を集め一生懸命巣を作る姿を想像して









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